(前回の続きです)
さて、花農家の皆さん真剣に「ボックスフラワーづくり」に挑んでいます。
一人ひとり、本当に個性の違いが現れます!
花農家さんは、生産した花を出荷していますが、このように直接お客様へ届く「商品」づくりは初めてです。
お客様に喜んでいただくには、どうしたらよいか・・・
講師の紙谷さんのアドバイスどおり、高さを見ながら慎重にボックスへ丁寧に活けていきます。
皆さん、自分で栽培されている品種の花を自然に選んでいるのが印象的でした。
やはり自分で育てたお花、
思い入れもあれば、いい商品になって欲しいという気持ちも人一倍です。
完成したところで、紙谷さんによるさらなるアドバイス。
和気あいあいとしていた場が一気に緊張した空間に。
ずらりと並べたボックスを一つひとつ開けていきます。
開けるたびに感激の声。
開けた時に現れる花の存在感、美しさに見慣れた人でさえ目を奪われるのです。
「ぜひ今日作ったボックスフラワーを大切な人にプレゼントしてみてください。その時の反応がこの商品に活きてきます」と紙谷さん。
紙谷さんの細かい指導でさらにぐっと良くなるお花達。
具体的でわかりやすいレクチャー、そして花農家ならではのフラワーアレンジのポイント。
ただ単にキレイなお花を飾るだけではない
花農家だからできる商品づくりをどう考えていくのか
たくさんのヒントを頂き、何より皆さん得るものが多かったようです。
このお花はすべて、「北崎地区」で生産されたお花です。
「ボックスフラワーを作る事で花農家が集まる事が何よりも魅力的」
そんな参加者の声も。
みんなで何かをつくりあげる楽しさ。
そして花農家、花屋と異業種でありながらも「花」を通じてわかりあえる花への想い。
紙谷さんを迎えての数時間は、とても実りの多いものとなりました。
最後に・・・
こちらが昨年試作したフラワーボックス↓
こちらが紙谷さんの指導でつくったフラワーボックス↓
クオリティが上がったのは一目瞭然!
ボックスのお花にも楽しさを感じます。
このお花を多くの方々へお届けできる日が、待ち遠しいですね。