福岡市脇山地区の特産品を使った商品開発は、どのようなものがいいのか
農家の皆さんたちとアイデアを出し合いながら検討しています。
農作物を使った商品を開発するには
生産の現場、農家さんの目線だけではなく
売り場の意見、小売業の目線も大切です。
売れる商品づくりを目指し、
博多駅にある博多阪急の「うまか研究所」を訪問し
博多阪急食品販売部営業企画担当の鳥越さんにお話を伺いました。
大切なのはどこで販売するのかによって、
商品づくりが変わってくるということ。
特に百貨店では、お客様の期待に応えるためにも
厳しい品質管理をクリアした商品でなければ販売できません。
博多駅という立地の中で、
どのようなお客様が多いのか、お客様は何を求めていらっしゃるのか
その上でどのような商品がいいのか、
様々な現場のお話を伺うことができました。
脇山地区のみなさんも自分たちの既存の商品に対して
現在の問題点や、お客様のニーズにどう合わせればいいか
熱心に質問されていました。
「売れている商品が何なのか、何を求められているのか、
人がたくさんいる所、売り場を見るとよくわかります」と博多阪急の鳥越さん。
実際に百貨店の中を見学するとたくさんのヒントがありそうです。
今回、お話を伺ったことで
「どこで」「どんなものを」売りたいのかを改めて考える事ができました。
また百貨店でも販売できるような品質を目指す必要がある事も。
「福岡市の脇山地区を知ってほしい!」そんな想いも再確認。
作り手の想いが安全な商品としてお客様の手に渡る、
そんな場面を想像しながら、脇山地区の商品開発はスタートしています。